OSのインストールメディアとかのISOファイルをダウンロードしたあと、仮想環境だとISOファイルのまま使ったりできることは多いのに対して、物理マシンにインストールとかする場合はDVDに焼いたりするケースが多いけど、このツールを使えばどこのご家庭にも1つはありそうなUSBフラッシュメモリでブート可能なUSBメディアを作れるので、USBブートできるマシンであればDVDドライブもメディアも消費しないので気軽に試せる。
GPLS v3ライセンスでGitHubにも公開されている。
こういう場合は便利(個人の感想)
- 1回試す程度なのでDVDメディアを消費したくないとか
- ISOファイルが1GBくらいの容量でCDでは足りずにDVDを使うのは勿体ないとか
- 9,595,977,728 バイトなのでDVDだと足りないけどBDを使うのは勿体ないとか
- DVDドライブがないとか
本エントリでは Rufus 4.0 (x64 通常版)を使用。
使い方
って書くほどでもないんだけど画面に沿って作業すればOK
USBフラッシュメモリをWindows PCに刺してアプリを起動(逆の順でもOK)すると、画面のようにデバイスを認識する。
ここで「選択」を押下しファイル選択ダイアログでブートメディアを作りたいISOファイルを選択する。
ISOファイルを選択すると、ボリュームラベルなどは自動でセットされ準備完了になるので「スタート」を押下する。
処理開始前にいくつかダイアログが表示される場合があるが、基本的にデフォルトで進めればよい。
書き込みが完了すると状態が(なぜか)準備完了で、ボタンが「閉じる」になるので、そのまま閉じてメディアを取り出し、使いたいPCでUSBブートすればOK